オーウェルの暗い反ユートピア的な『1984年』の世界観はプログラミングに関して建設的な知見を得るには不適切であると思われるかもしれません。しかし、この小説に出てくる 3つのスローガン「戦争は平和である」、「自由は屈従である」、「無知は力である」はプログラミング一般におけるベスト・プラクティスであり、特に関数型プログラミングと相性のいいものだと思います。このトークでは、このスローガンを指針として、作用をどう扱うのかといった問題や、適切な抽象度の選択やパラメトリシティの使用が正しい実装につながっていくのかを、実際のコード例を見ていきながら解説します。
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